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初めてリフォームをお考えの方へ窓の断熱リフォームとは?
工事の種類や効果、
利用できる補助金について

窓の断熱リフォームとは、窓の断熱性能を向上させるために行う工事のことです。近年は、省エネを目的とした窓リフォームが注目されています。
この記事では、窓リフォームの工事の種類や効果、利用できる補助金を解説します。住宅を省エネ化したい方や、部屋の暑さ・寒さ対策でお悩みの方は、ぜひ参考にしてみてください。

「窓」の断熱性能を向上させる理由

そもそも住宅の断熱性能を向上させるために、なぜ窓の断熱性能が重要なのかを解説します。

冬の暖房時 熱が逃げ出す割合、夏の冷房時 熱が入ってくる割合

出典:(一社)日本建材・住宅設備産業協会省エネルギー建材普及促進センター「省エネ建材で、快適な家、健康な家」より

グラフの通り、冬の家から逃げる熱、夏の家全体に入ってくる熱、どちらも熱の出入りがもっとも多いのが窓(開口部)となります。そのため住宅の断熱性を向上させるためには窓の断熱対策が非常に重要となります。

参考
「窓」の断熱性能の重要性を
もっと詳しく

窓の断熱リフォームの主な種類

窓の断熱リフォームには、主に「ガラスの交換」「内窓の取り付け」「窓の交換」「窓まわり全体の交換」などの方法があります。それぞれの方法の特徴をご紹介します。

表 ガラス組み合わせごとの性能比較表

<グラフの見方>
断熱性能:数値が低い◎、遮熱性能:数値が低い◎、紫外線カット率:数値が高い

ガラス交換:単板ガラス(透明ガラス)(5mm)[標準]、複層ガラス(3mm+空気層12mm+3mm)、Low-E複層ガラス クリア(3mm+空気層12mm+Low-E 3mm)、Low-E複層ガラス グリーン(高遮熱仕様)(LowE3mm+空気層12mm+3mm)
リプラス:中空層最大時
インプラス:中空層最大時(単板ガラスは3mmの場合)、遮熱性能(日射熱取得率)と紫外線カット率はインプラス単独の性能となります

ガラスの交換

既存のガラスを断熱性能が高いガラスに交換するリフォームです。ガラスには種類があり、「単板ガラス」と「複層ガラス」があります。「複層ガラス」は2枚(3枚)のガラスを組み合わせ、ガラスの間に空気層を作ることで断熱性能を高めた窓ガラスです。「Low-E複層ガラス」「トリプルガラス」などの種類があり、断熱性能も異なります。
アタッチメントの利用により、既存の窓についている単板ガラスを複層ガラスに交換することが可能なため、比較的安価で簡単に窓の断熱性をあげることが可能です。
ただし、サッシが原因で断熱性が低下している場合(サッシがアルミ製、ゆがみや隙間があるなど)、ガラス交換のみでは改善につながらない可能性があります。

参考
ガラスの種類や性能について
もっと詳しく

内窓の取り付け

既存の窓ガラスに内窓(二重窓)を取り付けるリフォームです。施工が比較的簡単にできることから、戸建てにもマンションにも対応可能で、リーズナブルな価格帯で高い断熱効果を期待できるのが最大の魅力です。更に断熱効果に加えて、遮音効果や防犯性の向上といった複数のメリットが得られるのもポイントです。一方で、開け閉めの際は2回開ける閉めるが必要となるなどのデメリットもあります。採用の際には、使い勝手(よく開け閉めする窓なのかなど)を検討する必要があります。

参考
内窓で得られる複数のメリット

窓の交換(外窓交換、カバー工法)

既存のアルミサッシを、断熱性の高いサッシに交換するリフォームです。アルミは軽くて丈夫な一方で、熱を非常に伝えやすい材質であるため、断熱性能が低いというデメリットがあります。熱を伝えにくい樹脂が使われているサッシに交換することで断熱性能を高めることが可能です。
更に窓交換では、条件が合えば既存の窓と異なる開け方の窓に交換することも可能です。

例)ガラスルーバー窓からすべり出し窓へ交換

また、内窓と異なり、窓を2回開け閉めする必要はありません。
既存の窓を取り外し、枠にカバーをしてその上に新しい窓を取り付けるカバー工法は、窓まわり全体の交換と比較し内装・外壁を壊す必要がないため大きく費用を抑えることができます。

参考
施工方法など詳しくはこちら

窓まわり全体の交換

既存の窓ガラス・サッシ・窓枠を、全て新しいものに交換するリフォームです。窓全体を交換するため、費用が高くなる傾向にあります。
また、交換する窓のサイズが一緒であっても、外壁の交換が必要になるため、外壁工事や内装工事などの窓以外の費用がかかるのも注意点です。

窓の断熱リフォームで得られる効果

窓の断熱リフォームを行うと、以下のような効果が期待できます。住まいの断熱性にお悩みの方は、まず窓の断熱リフォームを検討してはいかがでしょうか。

光熱費の削減

窓リフォームによって窓の断熱性能が高まり、室内の温度が外気温の影響を受けにくくなると、エアコンの効率が高まります。年間の冷暖房費が削減され、光熱費を節約できるのが魅力です。特に、内窓の取り付けは断熱効果が高く、光熱費の削減を期待できます。

結露の軽減

窓の断熱性能が高まると、冬場の結露の発生を軽減できます。そもそも結露は、温度・湿度の高い空気が冷えた窓ガラスに触れることで発生します。そのため、断熱ガラスや樹脂素材が使われているサッシへの交換、内窓の取り付けによって温度差を抑えることで、結露の軽減が期待できるのです。

ヒートショックの防止

特に、断熱性能の低い住宅は冬場の浴室と脱衣場、リビング(居室)の温度差が開きやすく、ヒートショックが危険視されています。浴室や脱衣場の窓の断熱性能を向上させることで、温度差を解消することが期待でき、ヒートショック対策につながります。

参考
窓のいろんなお悩みに対する
お役立ち情報はこちら

窓の断熱リフォームに利用できる補助金制度

窓の断熱リフォームを検討される際は、ぜひお住まいの地域の制度をチェックしてみてください。
国は2050年カーボンニュートラル、脱 炭素社会の実現を目指すことを世界に宣言し、まずは2030年に温室効果ガス46%削減(2013年度比)を目指すこと、さらに50%の高みに向けて挑戦を続けることを表明しました。
この取り組みの一つとして、既存住宅の早期の省エネ化(家庭部門からのCO2排出量66%削減)を目的とした補助金の交付がはじまりました。
それに続き、各地方自治体においても補助金・助成金制度がはじまっています。

詳しくは、下記「地方公共団体における住宅リフォームに係わる支援制度検索サイト(一般社団法人住宅リフォーム推進協議会)」より検索ください。(※2025年1月現在)

▼地方公共団体における住宅リフォームに係わる支援制度検索サイト
https://www.j-reform.com/reform-support/

まとめ

窓リフォームによる断熱性向上で快適に暮らせる住まいに

ここまで、窓の断熱リフォームの基礎知識を解説しました。住宅の断熱リフォームには様々な方法がありますが、まずは熱の出入りが最も多い「窓」からがおすすめです。
窓のリフォームによって断熱性能を高めることで、冷暖房の効率化によって得られる光熱費の節約、結露の軽減、ヒートショック防止の効果などが期待できます。自宅で快適に暮らし続けるために、ぜひ窓リフォームをご検討ください。

今のお住まいに最も適切な窓リフォームについては、窓リフォームの専門店「PATTOリクシルマド本舗」へぜひご相談ください。「部屋の暑さ・寒さ対策をしたい」「結露が気になる」「ヒートショック対策がしたい」など、それぞれのお悩みに合わせて、最適なリフォームをご提案いたします。費用や工事内容など、気になる点があればお気軽にお問い合わせください。まずはお近くの店舗を検索。

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