両袖の手動玄関ドアを電気錠式のドアへ交換してほしい

リフォーム用玄関ドア『リシェント』を施工いたしました。
既存と同じく両袖式ですが、ランマがない分、開口部が大きくなっています。
電気錠は、タッチキーのリモコンタイプ。
多くの車に採用されているように、リモコンキーを身に着けていれば、
ドアについているボタンを押すだけで錠が開きます。
オートロックへの設定も可能です。

ドアを囲む内外の壁と床が全てタイル建材なので、
施工の際には独特のポイントがありました。
周りのタイルを傷つけず、かつ、隙間による見た目上の緩みを防ぐため、
しっかりピッタリと嵌まるサイズを特注する必要があり、
より慎重な寸法にて図面への書き起こしを行いました。
下枠部は、タイルによる勾配があったので、
調整のためにまず既存の枠を取り除いています。
新しい枠の出寸法にあわせて設置部を切ってから、
枠と巾木の高さが水平になるように調節して設置しました。
仕上げの額縁は、捨てコーキングの上から固定しています。

ドアとタイルの間に隙間をほぼ空けず、ピッタリと納まりました。
まるでドアを設置してからタイルを貼ったように、
新築の玄関ドアのような自然な仕上がりとなりました。

明るい色の木調のドアは、玄関をナチュラルでモダンな雰囲気に。