家が寒い原因は？玄関の寒さ対策はしていますか『すまいの健康・快適だより2月号』

玄関や廊下の冷え込みが厳しい・・・。そんなお悩みはありませんか？

日本では、玄関や廊下など暖房の無い部屋とリビングなどの暖房のある部屋の温度差が生じてしまっている場合があります。

このような部屋間の温度変化は身体への負担が大きく、血圧が上下変動するヒートショックを招く要因になることがあります。

熱の出入りが最も多いのは窓やドアなどの開口部だと言われており、開口部の断熱対策でリスクを未然に抑えることが肝心です。


玄関から入ってきた冷気をそのままにしていると、廊下や階段を伝わって家全体に寒さが広がってしまいます。

玄関ドアを断熱仕様にすれば、外の冷気が室内に伝わりにくくなり、すきま風や冷えが軽減されます。

窓がある場合は、窓から冷気が入ってきてしまうため、窓を二重窓にしたり、外窓を交換することで断熱性がアップします。

窓交換は、開閉できない窓を換気のできる窓に変更することも可能ですので、使い勝手の良い窓にすることもできます。

窓も玄関と合わせて、しっかり断熱対策をしましょう。

また、玄関や廊下に出るときは薄着のままトイレに行ったり、玄関を出て新聞を取りに言ったりせず、一枚上着を羽織暖かい格好で移動するようにして、ヒートショックのリスクを軽減しましょう。