カビやアレルギーの原因、マドの結露を防ぐポイント『すまいの健康・快適だより12月号』

寒い日に結露が発生することはありませんか？

結露が一番多く発生するのは、「窓」や「サッシ」。

外気によって冷やされたガラスやサッシが、室内の空気と触れることで空気中の水分が水滴となる「結露」。

室内で洗濯物を干す時や、加湿で室内の水分量が多い場合はより発生しやすくなり、

結露を放っておくとカビやダニの繁殖が促され、アレルギー疾患などを引き起こしてしまうことも。

とはいえ、毎日お掃除するのも大変ですよね。


結露を軽減するには、まずは適切な湿度を保つこと。

料理中や洗濯物の室内干し中は換気扇をつけたり窓を開けたりしてしっかり換気して室内にこもった湿気を外に逃がしてあげましょう。

クローゼットや押入など、湿気がこもりやすい場所は除湿器や除湿剤でしっかり除湿するのもポイントです。


また、結露しやすい窓を二重窓にして空気の層を作り断熱性を高めたり、高断熱のガラスを選択してしっかり断熱すると窓やサッシの結露も軽減します。

お掃除の手間も減り、カーテンや壁紙のカビや、カビやダニによるアレルギーなどの健康リスクも軽減します。

窓の断熱リフォームは1日でパッと手軽にでき、断熱効率もアップするので、この機会にぜひご検討ください。