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室内熱中症の知っておきたい知識

2023年6月23日

室内熱中症

室内でも熱中症?知っておきたい住まいの熱さ対策

  夏、熱くなってくると心配になるのが表題にもあるように「熱中症」です。
実は熱中症による死亡事故の約8割が高齢者で、しかも65歳以上の方は主に半数近くが自宅で発生しているようです。
家にいて直射日光に当たっていなくても室内環境次第では「室内熱中症」が起きてしまう危険性があります。
今回は発生条件やその予防方法を話していこうと思います。

 そもそも熱中症ってどういう症状なのか?

  医学的に熱中症とは主に高温多湿で、身体の調整機能が働かず、様々な身体への不調を引き起こす症状全体を指します。

室内熱中症が多い時期は?

  ズバリ梅雨時期、梅雨明けすぐの時期です。常に熱い真夏の場合は、注意して空調又は、発汗などで体温を下げて、こまめに水分補給、塩分接種などをして対策しますが、梅雨時期は意識していないという事もあり、梅雨の合間で晴れた日、梅雨開けすぐに暑い日が続いたりすると、身体が追い付けず、体内の熱をうまくコントロールできない場合があります。 その際熱中症は起ってしまいます。 上記に挙げたように高齢者が熱中症にかかりやすいといわれているのはその体温コントール機能が低下していることが理由です.
同様に、赤ちゃんや、お家で一緒に暮らしているワンちゃんや猫ちゃんといった家族もその傾向にあります。 仮に10-40代の方が自分は熱くないと感じても、室温や湿度が高い場合、エアコンを除湿にする。除湿にしても汗が噴き出すなどの場合は冷房をかけるなどして室温を快適に保ちましょう。

熱中症にかかりやすい状態

室内環境
・風通しが悪い。
・室温や湿気が高い。

身体
・高齢者、乳幼児、体調が悪い時
・体温調整が苦手なご家族 状況
・水分補給ができず脱水気味
・長時間の作業(料理、掃除等) 対策

まずのどの渇きを感じる前に水分補給、塩分補給を十分にしましょう。
よく学生時代の話で「昔は部活の際、水分補給はさせてもらえなかった」は前時代的です。
そもそも日本には四季がありますが、近年の温暖化の影響で春と秋は短く、夏と冬が長いという感覚を持たれている方も多いと思います。
  過去の気象庁のデータを見てもわかる通り、20年程前の夏期気温と現在の夏期平均気温を比べればすぐにわかります。 気付けば気温が1.2倍ぐらいあがっているのですが、1.5倍近くになっているというのもそう遠くない未来の話かもれません。 まずは水分補給。そして水分補給でも少しでもふらつくと感じれば塩分補給。塩飴、経口補水液など簡単に補給できるものもありますので常備を心がけましょう。

熱中症には後遺症がある?

昔、ニュースで大学の先生がすごく納得がいく様に熱中症について話していました。 「ゆで卵を完全に生卵に戻すことはできますか?」 極端な例えになるかもしれませんが言いえて妙です。熱中症が重症化した際、脳が上記の通り、茹で上がった状態になってしまい、完全に元には戻りません。重度な熱中症の場合、後遺症が残り、記憶力の低下、内臓機能の低下、歩き方にも影響が出たりします。 そして最も悪いケースとしては死に至る場合もあります。 たかが熱中症と思わず、「いつ起きてしまうかわからない」という心構えで対策はしておきましょう.

今回は室内熱中症をテーマにしました。
室内環境を改善する内装商品も多数ございますので、お気軽にご相談ください。

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