断熱リフォームでなぜ”窓”が重要なのか解説。熱の出入りを抑制するには窓リフォームが効果的!
2024年5月24日
ご自宅が「寒い、熱い」で悩まれている方は多くいらっしゃいます。この記事では住宅の断熱リフォームでなぜ”窓”が重要かを解説します。断熱リフォームで悩まれている方は、ぜひ参考にしてみてください。
出典:(株)LIXIL
☆この記事がおススメな方☆
・ご自宅の寒さや暑さで悩まれている方
・断熱リフォームを検討しているが、何から手を付けて良いかわからない方
□住宅の暑さ、寒さに悩まされる理由
日本の住宅は欧米等の諸外国と比べ、住宅の断熱性や気密性が低い住宅が多いです。熱は暖かい方→寒い方に移動する習性があるので断熱性が低いと熱の伝わり方が多くなり、気密性が低いと家の内部を温めた熱が隙間から外部に漏れ出しやすくなります。人は足元の温度と頭の高さの温度差が3℃以上になると不快と感じやすく断熱性、気密性が悪いと温度ムラが発生しやすくなるのでリフォームを検討の際は断熱性、気密性に焦点を当ててリフォームを行うことが重要です。
□断熱リフォームの種類
断熱リフォームと一口に言っても様々な種類があり、各リフォームで費用も異なってきます。もちろん床、壁、天井と高性能なサッシを入れて断熱及び気密リフォームを行えば効果は絶大ですが多額の費用が掛かってきます。ただし目的に合わせて断熱リフォームを行えば費用も抑えることができるので参考にしてみてください(気密性を上げるリフォームは大がかりとなるので割愛します)。
・床の断熱リフォーム(寒さ対策)
床の断熱リフォームは寒さ対策に適しています。床は直に触れる機会が多く床が無断熱で冷たいままだと寒さが伝わってきます。床下点検口があれば床下に潜って断熱材を貼り付けることが可能なのでわざわざ床板を剥がなくても工事ができます。断熱材を貼り付ける際に隙間が生じてもそのままにせずシリコンや発泡ウレタンなどで隙間隠し行い、隙間が無いようするのも重要です。
・天井の断熱リフォーム(暑さ対策)
毎年夏になると嫌になるくらいな暑さに見舞われていると思います。日中住宅で常に日光を浴びている天井の断熱性が悪いとエアコンの風を強くしても2階が涼しく保つことができません。なぜなら常に熱い熱が屋根から室内に侵入し、室内の温度上昇を促進しているからです(夏場の屋根面表面温度は70℃近くになると言われています)。天井に断熱材を入れれば熱の移動を抑制できるので2階の暑さに悩まれているのであれば天井の断熱リフォームがおススメです。
・窓の断熱リフォーム
出典:(株)LIXIL
住宅で熱の出入りが多いのが窓等の開口部です。上の図を見てわかるように夏、冬共に床や天井に比べ窓や玄関などの開口部が熱の出入りの割合が多いです。高性能な窓や玄関を設置することで断熱性が増し、熱の出入りを抑制することができるので床や天井の断熱リフォームより開口部の断熱リフォームを優先したほうが良いです。また夏場の日差しが強い窓に関しては外部にシェード(日よけ)を設け、住宅内に日光を入れないように工夫すればエアコンの効率も上がるのでおススメです。
出典:(株)LIXIL
□窓の断熱リフォームの種類
・内窓設置
出典:(株)LIXIL
今ある外窓の内側に専用の窓を設置する工事となります。内窓設置のメリットは
1、断熱性の向上
2、エアコンの効率が上がり光熱費の節約
3、結露の軽減
4、防音性の向上
5、日差し、紫外線のカット(Low-E複層ガラスグリーン(高遮熱タイプ)の場合)
6、防犯性の向上
が挙げられます。逆にデメリットとして風を通すのに2回窓を開けるので、それが手間だと感じる方は外窓交換がおススメです。工事時間は予め採寸してからの発注となるので最短30分(1窓辺り)となります。LIXILでは内窓インプラスが内窓設置の製品となります。
・外窓交換(カバー工法)
出典:(株)LIXIL
壁を壊さずに今あるサッシ枠の内に専用の窓を設置する工事となります。外窓交換(カバー工法)のメリットは内窓設置とほぼ同様の効果が得られ、既存の外窓の開閉や建付けが悪くても新しい窓を取付ける際に調整しながら取付けるのですきま風や開閉の不具合も解消することができます。また、既存の窓種から変更することも可能です(引違い窓から上げ下げ窓に変更等)。
デメリットとして既存外窓の内に新規窓を設けるため、幅と高さが小さくなります。工事時間は最短で半日程度(1窓辺り、大きさや設置場所による)となりこちらも予め採寸しての発注となります。LIXILでは取替窓リプラスが外窓交換(カバー工法)の製品となり、複層ガラスより断熱性能が高いトリプルガラスの設定もあり、マンション用のリプラスもあります。
・外窓交換(ハツリ工法)
出典:(株)LIXIL
既存サッシに絡む壁を壊して新しい窓に交換する工事となります。メリットは上記に加え窓種の変更、既存サッシの大きさに縛られないサイズ変更(大きな窓から小さな窓へサイズ変更等)ができます。窓だけではなく外壁や、部屋のリフォームを同時に行えば雰囲気も一新できます。
デメリットとして上記の工事より日数、費用がかかることや工事の際に多数の人間が出入りすることが挙げられます。製品はアルミと樹脂のハイブリット窓やオール樹脂素材の樹脂窓がありますが、おススメなのは樹脂窓のトリプルガラス仕様です。窓の交換は滅多に行うわけではなく快適な住生活を送るうえでかかせない要素の一つとして考えられますので、断熱性が高い樹脂窓がおススメです。LIXILの外窓交換(ハツリ工法)製品は樹脂窓EWとなり複層ガラス、トリプルガラスの設定があります。
□コストパフォーマンスに優れているのは内窓設置
窓の断熱リフォーム種類とメリット・デメリットお伝えしましたが、工事にかかる費用の方は下記の順となります。
外窓交換(ハツリ工法)>>>外窓交換(カバー工法)>>>内窓設置
外窓交換(ハツリ工法、カバー工法)に比べ内窓設置が一番安価であり、工期も短く済みます。窓の断熱リフォームは最初の工事費だけ払ってしまえばガラス等破損しない限り追加の費用は発生しません。窓の断熱リフォームにより住生活の向上、光熱費の削減が見込まれるので何十年かしたら元が取れますので効果的な投資と言えます。しかし初期費用をかけてしまうと元が取り辛くなるので、初期投資を抑える面から見ても内窓設置が一番コストパフォーマンスに優れています。
□まとめ
・断熱リフォームは熱の出入りが多い窓等の開口部から行うのがおススメ
・内窓設置は工期もかからずコストパフォーマンスに優れているので手軽に断熱リフォームができる
断熱リフォームといっても目的や用途によって様々な種類がありますが、まずは熱の出入りが多い窓の断熱リフォームがおススメです。住宅全ての窓や玄関の断熱リフォームが理想ですが、それだと費用がかかってしまうので長い時間を過ごすリビングや寝室から工事をしてみて効果を実感してみてはいかがでしょうか。窓の断熱リフォーム工事をご検討されている長岡市川東エリアの方はお気軽に当店のお問い合わせ無料相談フォームにお問い合わせください!
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・ご自宅の寒さや暑さで悩まれている方
・断熱リフォームを検討しているが、何から手を付けて良いかわからない方
□住宅の暑さ、寒さに悩まされる理由
日本の住宅は欧米等の諸外国と比べ、住宅の断熱性や気密性が低い住宅が多いです。熱は暖かい方→寒い方に移動する習性があるので断熱性が低いと熱の伝わり方が多くなり、気密性が低いと家の内部を温めた熱が隙間から外部に漏れ出しやすくなります。人は足元の温度と頭の高さの温度差が3℃以上になると不快と感じやすく断熱性、気密性が悪いと温度ムラが発生しやすくなるのでリフォームを検討の際は断熱性、気密性に焦点を当ててリフォームを行うことが重要です。
□断熱リフォームの種類
断熱リフォームと一口に言っても様々な種類があり、各リフォームで費用も異なってきます。もちろん床、壁、天井と高性能なサッシを入れて断熱及び気密リフォームを行えば効果は絶大ですが多額の費用が掛かってきます。ただし目的に合わせて断熱リフォームを行えば費用も抑えることができるので参考にしてみてください(気密性を上げるリフォームは大がかりとなるので割愛します)。
・床の断熱リフォーム(寒さ対策)
床の断熱リフォームは寒さ対策に適しています。床は直に触れる機会が多く床が無断熱で冷たいままだと寒さが伝わってきます。床下点検口があれば床下に潜って断熱材を貼り付けることが可能なのでわざわざ床板を剥がなくても工事ができます。断熱材を貼り付ける際に隙間が生じてもそのままにせずシリコンや発泡ウレタンなどで隙間隠し行い、隙間が無いようするのも重要です。
・天井の断熱リフォーム(暑さ対策)
毎年夏になると嫌になるくらいな暑さに見舞われていると思います。日中住宅で常に日光を浴びている天井の断熱性が悪いとエアコンの風を強くしても2階が涼しく保つことができません。なぜなら常に熱い熱が屋根から室内に侵入し、室内の温度上昇を促進しているからです(夏場の屋根面表面温度は70℃近くになると言われています)。天井に断熱材を入れれば熱の移動を抑制できるので2階の暑さに悩まれているのであれば天井の断熱リフォームがおススメです。
・窓の断熱リフォーム
出典:(株)LIXIL
住宅で熱の出入りが多いのが窓等の開口部です。上の図を見てわかるように夏、冬共に床や天井に比べ窓や玄関などの開口部が熱の出入りの割合が多いです。高性能な窓や玄関を設置することで断熱性が増し、熱の出入りを抑制することができるので床や天井の断熱リフォームより開口部の断熱リフォームを優先したほうが良いです。また夏場の日差しが強い窓に関しては外部にシェード(日よけ)を設け、住宅内に日光を入れないように工夫すればエアコンの効率も上がるのでおススメです。
出典:(株)LIXIL
□窓の断熱リフォームの種類
・内窓設置
出典:(株)LIXIL
今ある外窓の内側に専用の窓を設置する工事となります。内窓設置のメリットは
1、断熱性の向上
2、エアコンの効率が上がり光熱費の節約
3、結露の軽減
4、防音性の向上
5、日差し、紫外線のカット(Low-E複層ガラスグリーン(高遮熱タイプ)の場合)
6、防犯性の向上
が挙げられます。逆にデメリットとして風を通すのに2回窓を開けるので、それが手間だと感じる方は外窓交換がおススメです。工事時間は予め採寸してからの発注となるので最短30分(1窓辺り)となります。LIXILでは内窓インプラスが内窓設置の製品となります。
・外窓交換(カバー工法)
出典:(株)LIXIL
壁を壊さずに今あるサッシ枠の内に専用の窓を設置する工事となります。外窓交換(カバー工法)のメリットは内窓設置とほぼ同様の効果が得られ、既存の外窓の開閉や建付けが悪くても新しい窓を取付ける際に調整しながら取付けるのですきま風や開閉の不具合も解消することができます。また、既存の窓種から変更することも可能です(引違い窓から上げ下げ窓に変更等)。
デメリットとして既存外窓の内に新規窓を設けるため、幅と高さが小さくなります。工事時間は最短で半日程度(1窓辺り、大きさや設置場所による)となりこちらも予め採寸しての発注となります。LIXILでは取替窓リプラスが外窓交換(カバー工法)の製品となり、複層ガラスより断熱性能が高いトリプルガラスの設定もあり、マンション用のリプラスもあります。
・外窓交換(ハツリ工法)
出典:(株)LIXIL
既存サッシに絡む壁を壊して新しい窓に交換する工事となります。メリットは上記に加え窓種の変更、既存サッシの大きさに縛られないサイズ変更(大きな窓から小さな窓へサイズ変更等)ができます。窓だけではなく外壁や、部屋のリフォームを同時に行えば雰囲気も一新できます。
デメリットとして上記の工事より日数、費用がかかることや工事の際に多数の人間が出入りすることが挙げられます。製品はアルミと樹脂のハイブリット窓やオール樹脂素材の樹脂窓がありますが、おススメなのは樹脂窓のトリプルガラス仕様です。窓の交換は滅多に行うわけではなく快適な住生活を送るうえでかかせない要素の一つとして考えられますので、断熱性が高い樹脂窓がおススメです。LIXILの外窓交換(ハツリ工法)製品は樹脂窓EWとなり複層ガラス、トリプルガラスの設定があります。
□コストパフォーマンスに優れているのは内窓設置
窓の断熱リフォーム種類とメリット・デメリットお伝えしましたが、工事にかかる費用の方は下記の順となります。
外窓交換(ハツリ工法)>>>外窓交換(カバー工法)>>>内窓設置
外窓交換(ハツリ工法、カバー工法)に比べ内窓設置が一番安価であり、工期も短く済みます。窓の断熱リフォームは最初の工事費だけ払ってしまえばガラス等破損しない限り追加の費用は発生しません。窓の断熱リフォームにより住生活の向上、光熱費の削減が見込まれるので何十年かしたら元が取れますので効果的な投資と言えます。しかし初期費用をかけてしまうと元が取り辛くなるので、初期投資を抑える面から見ても内窓設置が一番コストパフォーマンスに優れています。
□まとめ
・断熱リフォームは熱の出入りが多い窓等の開口部から行うのがおススメ
・内窓設置は工期もかからずコストパフォーマンスに優れているので手軽に断熱リフォームができる
断熱リフォームといっても目的や用途によって様々な種類がありますが、まずは熱の出入りが多い窓の断熱リフォームがおススメです。住宅全ての窓や玄関の断熱リフォームが理想ですが、それだと費用がかかってしまうので長い時間を過ごすリビングや寝室から工事をしてみて効果を実感してみてはいかがでしょうか。窓の断熱リフォーム工事をご検討されている長岡市川東エリアの方はお気軽に当店のお問い合わせ無料相談フォームにお問い合わせください!
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