街あるきのススメ「超芸術トマソン」
2024年8月26日
街に出よう!ヘンテコで面白い建物を探そう!
みなさんこんにちは🌞
これからすこしずつ涼しくなってくると、
散歩や街歩きが楽しくなるシーズンがやってきますね。
仕事で住宅資材を取り扱っているため(?)インドア派なわたしですが、
今日は外に出るのが楽しくなる「超芸術トマソン」についてご紹介いたします。
超芸術トマソンとは、前衛美術家 赤瀬川源平氏が提唱した概念です。
「不動産に付属し、美しく保存されている無用の長物」と定義されています。
定義だけ読むと難しい感じがしますが、、、
意味のないドアや意味のない階段、役に立たないものばかり。でもなぜか存在感があり美しいものたちのこと。
トマソンにはいろいろな「タイプ」があります。
わたしが見つけたお気に入りのトマソンをご紹介します。
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●影タイプ
平面状のトマソン。建物などの痕跡が、壁にシルエット状に残っている物件。
密集して立てられていた建物群の一部が取り壊された場合などに出現する。
長野市内の有名なトマソン物件です。
よく見ないと気付かないですが、以前隣接していた家のあとが残っています。
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●無用窓
塞がれた窓。塞ぎ方に念が入っているものが美しい。
●ウヤマ
看板や標識の文字が一部消えているもの。
最初の物件が「(文字欠落)はウヤマ/卯山(文字欠落)店」というものだったのでこの名前が付いた。
2種類同時観測の物件です。冬の松本にて。
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●ヌリカベ
無用門や無用窓と重なる。塞いだ窓や門の跡。
コンクリートで塗り込めても完全には隠しきれていない領域。
よく見るとレンガの色や並びが違っており、ないはずのドアや窓が幽霊みたいに存在しているところが面白いです。
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トマソンはいつなくなってしまうかわからない儚さも魅力のひとつです。
古い建物に付随していることが多いこと、そもそも意味がないもの、不要なものなので
気付いた時には解体や処分されていることもあります。
その時にしか出会えないかもしれない特別感が良いですね。
一度トマソンという概念を知ってしまうと、街のあらゆる場所にトマソンを見つけたくなってしまいますよ。
みなさんもぜひ探してみてはいかがでしょうか。
そして、素敵なトマソンを見つけた際にはわたしにも教えて下さい!
ムラモト
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