外窓交換の【はつり工法】と【カバー工法】は何が違うの？？
2025年2月2日
先進的窓リノベ事業という国の約50％還元の補助金で、窓の取替“外窓交換”には【はつり工法】と【カバー工法】がありますが、どういった違いがあるのでしょうか？？
2023年からスタートしている“先進的窓リノベ事業”
2050年カーボンニュートラル（脱炭素社会）の実現のため、
家庭からのCO2削減や、光熱費価格高騰への対策（冷暖房費の削減）への貢献を目的とした環境省の政策の補助金となります。
住宅のなかで熱の出入りの約60％は【窓・玄関・勝手口】などの開口部が占めています。
そのため、“先進的窓リノベ事業”は、主に『窓』の断熱改修に対しての大きな補助金となっています。
先進的窓リノベ事業の対象となっている窓の断熱改修は、
■内窓設置（二重サッシ）
■外窓交換（窓の取替）
ですが、今回は《外窓交換（窓の取替）》についてお話しします！
皆さん外窓交換に「カバー工法」と「はつり工法」があるのをご存じですか？
★なぜ断熱で窓を交換するのか・・
家の中で、最も温度に影響を与える場所の一つが「窓」です。
特に冬は寒さを感じやすく、夏は外の暑さを家の中に取り込んでしまうことも。
最近、そんな窓を「断熱窓」に交換することで、快適な住環境を実現する人が増えています。
そこで、今回は断熱窓に交換する工法が二つあるのでそのメリットとデメリットをご紹介します。
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🔶カバー工法とは
既存窓の障子を取り除き、既存の枠の上から新しい窓を取り付ける工事を「外窓交換（カバー工法）」といいます。
窓を取り替えるため、内窓の様に『2回開ける』という手間が省けます。
出入りや開閉の多い掃き出し窓等にご採用いただくことが多く、外壁をいじらずに窓で断熱効果を高めたい方に人気があります。
《メリット》
この工法の最大のメリットは、工期が短縮できる点です！
解体作業が不要なため、１つの窓約半日で完了することもあります。
また、解体費用や廃材処理費用が省けるため、コストを大幅に削減できます！
解体作業が少ないため、環境にも優しく、CO2排出量の削減にもつながります。
《デメリット》
今ある枠の上に新たに枠を取り付ける為、今までよりもガラス面積が小さくなります。
また、はき出し窓をカバー工法する際は足元に立ち上がりが出来てしまうのでお気を付けください。
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🔶はつり工法とは
既存の窓枠や壁をカットし、枠ごと窓を取り除いて新しい窓をはめる工法のことです。
たとえば、窓枠が古くなっている場合や、既存の窓のサイズを変更して新しい窓を取り付ける場合、はつり工法で古い窓枠や壁を削る必要があります。
これにより、新しい窓枠をぴったりと取り付けることができます
《メリット》
窓のサイズを既存と同じサイズにしたい場合にご採用いただくことが多いです。
外へよく出入りする掃き出し窓や、お掃除でほうきで掃きだす場合など、足元に立上りができないためおすすめです。
《デメリット》
- 外壁の材質によっては施工できない場合があります。
- また、カバー工法にくらべ壁をカットする工程などもありますので、工期が長くかかる場合もございます。
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『窓の開け閉めがしずらくなった・・・。』
『はめごろしの窓を、換気が出来る窓にしたい・・』
『窓が古くなってきたから新しい窓で外観もきれいにしたい！』
など、お気軽にご相談ください。
お悩みや、ご自宅の状況にも合わせてご案内をさせていただきます。
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