*寒いお風呂も快適に！ヒートショック対策には内窓が効果的*

宮崎県は日本の都道府県の中でも比較的暖かい県ですので、ヒートショックは関係ないと思われている方、いらっしゃいませんか？

少し古いデータですが「宮崎県はヒートショック予備軍が全国1位」というデータがガス機器メーカーのリンナイ株式会社さんのホームページで公開されていました。
 



👇こちらが参照したリンナイさんのホームページ（2018年データ）
https://www.rinnai.co.jp/releases/2018/1101/index_2.html


*ヒートショックの原因と対策：家の断熱性能が重要な理由*
ヒートショックは、気候が温暖かどうかよりも、家の断熱性能による影響が大きいとされています。
特に、北海道や東北など冬の寒さが厳しい地域では、昔から厳しい冬を乗り切るために家の断熱対策がしっかりとされています。そのため、室内の温度は気候が温暖な地域よりも快適です。
一方で、気候が温暖な地域では、寒冷地に比べて家の断熱に対する意識が低い傾向があります。断熱性能の低い家では、暖房が効いているリビングと暖房がないトイレや脱衣所などとの温度差が大きくなりがちです。
この温度差が、ヒートショックの一因となる血圧の変化を引き起こします。

*入浴時のヒートショックと事故の原因*
入浴時のヒートショックは特に注意が必要です。暖房の効いた暖かい部屋にいるときは血圧が安定していますが、寒い脱衣所や浴室に移動すると血圧が上昇し、さらに暖かい湯船に入ると血圧が急激に低下します。
この急激な血圧の変化により、浴槽内で意識障害を起こして溺れる事故が発生することがあります。
実際、浴槽での事故死は非常に多く、交通事故死の2倍にもなります。
特に冬の入浴時には十分な注意が必要です。

*ヒートショックを防ぐための対策*
1. *家の断熱性能を向上させる*:
家全体の断熱性能を高めることで、部屋ごとの温度差を小さくし、ヒートショックのリスクを減らします。
2. *室内の温度管理を徹底する*:
特にトイレや脱衣所など、暖房が効いていない場所の温度を適切に保つようにしましょう。
3. *入浴前の準備をする*:
お風呂に入る前に、シャワーで浴室を暖めたり、浴室用ヒーターを使って温度を上げておくことが効果的です。
4. *適切な服装を心がける*:
寒い場所に移動する際には、暖かい服装をして体温を保つようにします。
これらの対策を実践することが、ヒートショックによる事故の予防にもつながるといわれています。



政府のHPでも詳しく対策が紹介されていますので参考にしてみてください。
https://www.gov-online.go.jp/useful/article/202111/1.html


*ヒートショック対策：断熱リフォームで冬を快適に*
ヒートショック対策には家全体の断熱が最適ですが、大掛かりな工事が必要です。
そこで、部分的な断熱対策も効果的です。特に冬の冷気は窓から多く入るため、古い住宅にお住まいの方は内窓の設置や、窓をペアガラスやトリプルガラスの物に替えることで冷気の侵入を防げます。
また、脱衣所やお風呂場にも内窓を取り付けることができます。
お風呂が寒いとお悩みの方は、マド本舗石田トーヨー住器に一度ご相談ください。
快適な冬を過ごすための断熱リフォームをお手伝いします。