他店で取付不可と言われた変則連窓の内窓

京都の都心部にあるオシャレなマンション。
大通りに面した１３５°でつながった３つの窓は、約６．５㎡の大開口で、テレビの音が聞こえにくく、また、東～南という方角のため、かなりの日射熱が入り、エアコン効率もかなり悪かったようです。
ご趣味のピアノが奏でる素敵なメロディも、近隣の迷惑になっていないかというご心配もおありで、一度リフォーム店に相談されたそう。

ところが、このような窓へは内窓はつけられません、と言われたそうで、一度は諦めることに。
ちなみに、その時に、寝室の落下防止手すり付きの腰窓への内窓も相談されたそうですが、そちらも（おそらく手摺があるため？）取付け不可と言われたそうです。

その後、当店へ寝室の腰窓への内窓設置をご相談頂いたのが、昨年の秋頃でした。
その際は、手摺を少しずらしたり、ふかし枠を用いるなどして、普通に内窓を設置させて頂いています。

そして、一冬を越して、やはり諦められないと、再び当店へご相談を頂きました。


現場を見させていただき、方立で各面に対する長方形を作れば施工可能、ただし、若干性能面では落ちてしまうかもしれません、とご説明をさせて頂いたのですが、『それでもいいです。１００％の性能が出なくても、今の問題がちょっとでも解消されるなら！』ということでご了承いただき、引き受けさせていただきました。

方立は、各面に対して１本ずつ用意し、頂点で突き合わせます。
当然、若干ながらも隙間ができるので、その部分は、インプラスの専用充填剤で、枠色にあったコーキングで納めます。




方立は既存の額縁にあわせてショコラーデG、インプラス本体は既存サッシにあわせてライトグレーでコーディネート。
このような色分けは、私もあまり思いつきませんでしたが、色のコントラストで思った以上にオシャレに仕上がりました！


施工時間は約３時間ほど、施工後、ご夫婦とも大変喜んでくださり、施工担当もとても嬉しくなりました♪


ちなみに、このような連窓の場合、窓リノベ補助金はどうなるかというと、既存がそれぞれ別体となる引違い窓に対して、それぞれ平行となるように別体の内窓として設置していますので、３窓分の補助金がもらえます。

今年も断熱リフォームは補助金がお得！

ぜひ、この夏に向けて、快適な暮らしをご検討ください。

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