【先進的窓リノベ事業】断熱性能の指標を表す“熱貫流率”とは？

熱貫流率とは･･･？

熱貫流率とは、物質の熱の伝わりやすさ、断熱性能の高さを表す数値です。

室内側と室外側の温度差を１℃とした時、窓ガラス１㎡あたりにたいして、１時間の間にどれだけ熱が通過するかといった熱量のことをいいます。




熱貫流率は「U値」（ゆｰち）と呼ばれ、単位はW/㎡･K（ワットパー平方メートルケルビン）です。

先進的窓リノベ2024事業では、窓およびドアの、外気に接する側と家の内側との間の熱の伝わりやすさを表します。

窓はＵｗ値、ドアはＵｄ値と表示されます。

Uｗ値、Ｕｄ値が低いほうが熱が逃げにくい＝断熱性能が高い製品になります。

先進的窓リノベ2024事業において、下表の基準を満たす対象製品を設置するリフォーム工事が補助対象になります。

・戸建住宅および低層集合住宅（３階以上）はUw値・Ud値共に熱貫流率1.9以下の対象製品が補助対象になります。
・中高層集合住宅（４階以上）は外窓交換（カバー工法）とドア交換（カバー工法）が熱貫流率が2.3以下、それ以外が熱貫流率1.9以下の対象製品が補助対象になります。



性能区分について

性能区分は、窓（ガラス）・ドアの断熱等性能を表す記号です。

当該窓の熱貫流率または日射熱取得率※3に応じて下表のとおり区分されています。

性能区分によっては先進的窓リノベ2024事業の補助対象にならないことがあります。







熱貫流率の値が小さいほど、断熱性能が高くなります。

断熱性能が高い窓は、窓からの熱の出入りを防ぎ、＜冬の寒さ＞＜夏の暑さ＞を抑え、暖冷房費削減にもつながります。

窓や玄関ドアリフォームの際は、熱貫流率に注目してみるのをオススメします。








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