アルミ引き違い戸のとりかえ

玄関に引き違い戸を使用している住宅・事務所はとても多いですが、意外と取り換えられることが知られていないかもしれません。
取り替える方法は、主に二つあります。
①現在の枠をそのまま残して、新しい枠をカバーして取り付ける方法（カバー工法）と、
②古い枠を撤去し新たに取り付ける方法（はつり工法）の二通りです。
今回、弊社の玄関引き戸の取り換えは②のハツリ工法で行っています。
①と②の主な違いは、
①（カバー工法）の場合は、床のコンクリート部分の左官工事や内外装工事が不要となりますので、１日で完了します。
②（ハツリ工法）の場合は、左官屋さんや内外装の工事も多少発生することが多く、1日で終わらないことが多いです。
①のカバー工法のほうが、工事着手からお引き渡しまでが速いので、お施主様への時間的ご負担も少なく済みます。
では、なんで手間と時間のかかる②のハツリ工法があるのかといいますと、部材費は、②のほうが安く済む場合が多いです。
ハツリ工法は、左官屋さんや大工さんの手間等も発生しますが、それを含んでも、金額的には安く済んだり、同じような金額になったりと、ケースバイケースです。
今回、弊社は玄関のポーチ部分の床コンクリートも、経年による劣化で割れやウキが発生していて、直さないといけないので、左官屋さんにきれいに直してもらうため、ハツリ工法で行っています。
この記事を書いている2024.8.30時点では、まだ工事は完了しておらず、アルミ引き違い戸を取り替えただけの状況です。