窓のガラスに結露が発生する原因は、結露が発生する3つの条件と、
仕組みに大きく関係しています。

1. 温度差

• 冬の外気によって窓ガラスが冷やされます。
• 暖房器具などで暖められた室内の空気との間に温度差が生じます。

2. 湿度

• 室内では、加湿器の使用や人の呼吸、洗濯物の乾燥などによって水蒸気が発生し、湿度が高くなります。

（暖房器具で温められた暖かい空気の中に多くの水蒸気を含んでいます。）

3. 飽和水蒸気量

• 空気中に含むことができる水蒸気の量には限界があり、これを飽和水蒸気量といいます。
• 温度が低いほど飽和水蒸気量は小さくなります。
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• 出典：一般社団法人日本サッシ協会
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• 暖かい空気は冷たい空気よりも多くの水蒸気を含むことができるということです。

結露発生の仕組み

1. 暖かく湿った室内の空気が冷たい窓ガラスに触れると、空気の温度が下がります。
2. 温度が下がると、空気の飽和水蒸気量が小さくなるため、
3. 空気中に含みきれなくなった水蒸気が水滴に変化します。
4. この水滴が窓ガラスに付着し、結露となります。

• 結露が発生しやすい３つの条件
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• ①外気温が低い
• ②室内の湿度が高い
• ③窓やガラスの断熱性が低い

• これらの条件が重なるほど、結露が発生していしまいます。

結露対策

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• ①換気をこまめに行い、室内の湿度を下げる
• ②断熱性の高い窓ガラスや二重窓にリフォームする
• ③除湿機を活用する

結露を防ぐためには、これらの対策が有効です。

1. 結露の抑制・解消

• 窓ガラスを、複層ガラスやLow-Eガラスなどの高機能ガラスにリフォームすることによって、
• 窓の断熱性能が向上し、室内側のガラス表面温度と、室温の温度差を小さくすることができます。
• 温度差が小さくなることで、結露が発生しにくくなります。

2. 断熱性の向上

• 窓ガラスリフォームによって、窓の断熱性能が向上し、室内の温度を一定に保ちやすくなります。
• 冬は暖かく、夏は涼しい快適な室内環境を実現できます。
• ヒートショックの予防にもつながります。

3. 省エネ効果

• 断熱性の向上により、暖房費や冷房費を節約できるため、省エネ効果が期待できます。

4. 防音効果

• ペアガラスやトリプルガラスなどは、ガラスの間にある空気層が防音壁の役割をするので、
• 高い防音効果を発揮します。
• 外部の騒音を軽減し、静かで快適な室内環境を実現できます。

知っ得！アカデミー｜トリプルガラス編（樹脂窓版）

窓ガラスリフォームの施工事例を紹介


結露のお悩みを、ガラス交換で解消された事例をご紹介します。



樹脂サッシ・ペアガラスの窓ですが、繰り返す結露とお部屋の寒さでお悩みでした。



ガラスをLow-E複層ガラスに交換しました。
ガラスにびっしりと付いていた、結露が気にならなくなりました。



こちらの窓は、結露と、窓下に降りてくる冷気がお悩みでした。



こちらもガラスをLow-E複層ガラスに交換しました。
結露が改善し、就寝中に気になっておられた窓からの冷気も
気にならなくなったとお喜びいただきました。

ガラス交換も、先進的窓リノベ補助金の対象です。
ガラス一枚当たりの補助額は以下の通りです。



複数のガラスで構成された窓は、交換したガラスの枚数に応じて補助金が出ます。

今回のような窓の場合、1つの窓に2枚のガラスがあるので、
2枚分の補助金を申請できます。

こちらのお宅は、内窓設置リフォームも行っています。

出窓の寒さ対策！窓の断熱リフォームで寒さを改善した事例紹介

お悩みに応じて、最適な改善方法をご提案いたします。
寒さや結露など、窓周りのことでお悩みがありましたら、
マド本舗ダルパまでお気軽にご相談ください！