省エネ性能表示制度とは?知っておきたい!家選びの新常識を分かりやすく解説
2025年4月10日
これからの家選びに欠かせない、省エネ性能表示制度について、メリットや注意点まで詳しく解説します。

「最近よく聞くけど、省エネ性能表示制度って何?」
住宅の購入やリフォームを検討しているあなたはそう思っていませんか?
この制度は、私たちが暮らす家が、どれくらい省エネなのかを分かりやすく表示する新しい仕組み。
賢く家を選ぶための重要な指標となるんです。
旭川のリフォームプロショップ マド本舗ダルパです。
この記事では、「知らずに住宅を購入して損をした」なんてことにならないよう、
住宅の省エネ性能表示制度について、分かりやすく解説します。
「難しそう…」と感じる方も大丈夫!
ポイントを絞って、メリットや注意点までしっかりお伝えします。
なぜ今、家の省エネ性能が重要なのか?
出典:国土交通省
地球温暖化対策として、日本は2050年までにカーボンニュートラルを実現することを目標に掲げています。
CO2排出量全体の約1/3を占める私たちの住む家も、エネルギー消費量を減らすために省エネ化が求められているんです。
2025年4月に新築住宅は省エネ基準適合が義務化され、さらに2030年までにはZEH水準の基準まで引き上げられます。
これからの住宅選びは、省エネ性能が大きな指針になってきます。
既存住宅においても、将来的に、お住まいを販売・賃貸する際に必要となり、
省エネ性能が資産価値に影響を及ぼす可能性もあります。
省エネ性能表示制度とは?
2024年4月から建築物を販売・賃貸する事業者は広告する際に
省エネ性能ラベルを表示することが義務化されたことで、
消費者等が建築物を購入・賃借する際に、省エネ性能の把握や比較ができるようにする制度です。
既存住宅の省エネ性能表示は?
建築時に省エネ性能を評価していない既存建築物については、省エネ性能ラベルの表示が困難なものもあります。
このため、省エネ性能の把握が困難な既存住宅を対象とした、
省エネ性能の向上に資する改修等を行った部位を表示する
「省エネ部位ラベル」が2024年11月から運用が開始されています。
省エネ性能ラベルには何が表示される?
出典:国土交通省
表示される主な項目は以下の通りです。
- エネルギー消費性能
- 住宅の省エネ性能を示します。星の数が多いほど、省エネ性能が高いことを表します。
- 断熱性能
- 住宅の断熱性能を示します。家のマークが多いほど、断熱性能が高いことを表します。
- 目安光熱費
- 年間にかかる光熱費の目安が記載されます。
BELS(ベルス)
国土交通省が制定するガイドラインに基づき、消費者でもエネルギー消費性能を見える化したものが「BELS(ベルス)」です。
BELSは、第三者機関による評価であるため、信頼性が高いことも大きなメリット。
登録された機関により同じ基準で評価されるため、消費者による性能比較がしやすくなります。
- エネルギー消費量で星3つ、かつ、断熱性能で家5つを達成するとチェックが付きます。
これらの情報を見ることで、購入やリフォームを検討している住宅が、
どれくらいの省エネ性能を持っているのかが一目で分かります。
省エネ性能表示があることのメリット
出典:国土交通省
省エネ性能が表示があることで、省エネ性能の高い住宅を選ぶことには、多くのメリットがあります。
- 光熱費の削減
- 断熱性能が高い住宅は、冷暖房効率が良く、年間の光熱費を抑えることができます。
- 快適な住環境
- 室内温度が一定に保たれやすく、ヒートショックのリスク軽減にも繋がります。
- 住宅の価値向上
- 省エネ性能の高い住宅は、将来的に売却する際にも有利になる可能性があります。
- 環境への貢献
- エネルギー消費量を抑えることで、地球温暖化対策に貢献できます。
- 補助金制度の活用
- 省エネ性能の高い住宅を購入・リフォームする場合、国の補助金制度を利用できる場合があります。
先進的窓リノベ2025補助金活用リフォームも対象
先進的窓リノベ2025事業の補助金を活用したリフォームでも、省エネ性能ラベル、又は省エネ部位ラベルが発行されます。
今すぐは関係ないかもしれませんが、将来お住まいを販売・賃貸する際にお客様ご自身が、
その時点での住宅性能を表示する必要があります。
※仲介業者に依頼することも可能です。
また、その時の資産価値にも影響を及ぼす可能性もあります。
リフォームの際に発行される「省エネ性能ラベル」と「省エネ部位ラベル」の
区分やラベル発行方法については、以下の記事でご紹介しています。
既存住宅リフォーム時に関わる、省エネ性能ラベルと省エネ部位ラベルとは?
省エネ性能表示制度の注意点
省エネ性能表示制度は、始まったばかりです。
- 現時点では、全ての既存住宅に省エネ性能表示があるわけではありません。
中古住宅の購入やリフォームで制度を利用する際には、
- 不動産業者やリフォーム業者などの専門家に相談することをおすすめします。
既存住宅の省エネ性能表示制度は、これからの住宅選びに欠かせない新たな指針です。
この制度を理解し、活用することで、後悔のない家選びができるはず。
住宅の購入やリフォームを検討する際は、ぜひ省エネ性能表示をチェックしてみてください。
そして、快適な暮らしと、光熱費削減、さらに将来的な資産価値向上のために、
窓・ドアの断熱リフォームもおすすめです!
どんなことでもお気軽に、マド本舗ダルパにご相談ください!


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