窓の断熱リフォーム3通り(再
2021年10月9日
9月にご紹介した3通りのリフォーム方法を分かりやすく編集し直しました
これから寒くなっていくにつれ、家の寒さ、窓の結露など、冬特有のお悩みごとが増えていくことかと思います。
窓の断熱リフォームは大半が半日くらいで終わるので、とても気軽に出来るリフォームでお勧めなのですが、おおよそ3通りの方法がありますので解説します。
1.ガラスだけを断熱性能の有るものに替える
2.窓をまるごとペアガラスのサッシに取り替える
3.内窓を取り付ける
以下、それぞれ解説いたします。
1.ガラスだけを断熱のものに替える
○真空断熱ガラス(日本板硝子)
○アタッチメント付きペアガラス(サンシバ複層)
もし今の窓ガラスが単板(1枚ガラス)であれば、普通のペアガラス(複層ガラス)は厚くてサッシに組み込めません。
しかし、真空断熱ガラスは薄いので周りに巻いてあるゴムを変えれば今のサッシが使えます。
サンシバ複層のペアガラスは単板ガラス用のサッシに組み込めるようなアタッチメントが付いています。
今のサッシに特に問題(鍵がかかりにくい、動きが重いなど)がなければ、ガラスのみ交換でも良いとは思いますが、サッシそのものはアルミで熱伝導率が良いので、サッシに結露が発生します。
濡れても問題の無い浴室の窓にお勧めです。
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2.窓をまるごとペアガラスのサッシに取り替える
○リプラス(リクシル)
既存の枠の内側に新しい枠を重ねるカバー工法になります。
外壁を切ったりしないので雨漏りの心配も少なく、また窓のタイプをすべり出し窓から上げ下げ窓に変えるなどの変更も可能です。
枠の歪み傾きも、多少ですが補正して取付ができるので、動きが重くなったと感じる引き違い窓を取り替えるのも良いと思います。
デメリットとしては枠の内側に枠を取り付けるため、窓の開口面積が少し狭くなります。
窓本体はアルミと樹脂のハイブリッド枠になるので、サッシ部分も結露しにくくなります。
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3.内窓を取り付ける
○インプラス(リクシル)
一番、断熱効果が高いリフォームだと思います。
今の窓がペアガラスだけど断熱効果が小さい気がする・・・というお家にも、追加の断熱リフォームとして取り付けられます。
インプラス自体をペアガラスに出来るので、より高い断熱性をお求めであればペアガラスのインプラス取付をお勧めします。
デメリットとしては、換気したり、庭と出入りする時に、開け閉めの手間が2倍になることでしょうか。
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