先進的窓リノベ事業で3つのグレードに分かれている「熱貫流率」とは?
2023年1月21日
熱貫流率とは「熱の伝わりやすさ」を表す数値です
住宅省エネ2023キャンペーンのサイトが立ち上がり、リフォームで貰える補助金について、色々と情報公開されてきましたね!
https://jutaku-shoene2023.mlit.go.jp/
公式サイトで検索すると弊社の名前も一覧に表示されます😁
「先進的窓リノベ事業」では補助金の額がリフォームに使用する製品の熱貫流率によって、AからS、SSと3つのグレードに分かれています。
そもそも熱貫流率とはなんぞや?という事ですが、分かりやすく言うと「熱の伝わりやすさ」を表す数値です。
これは値が小さいほど、熱を通しにくい=断熱性能が良い、という事になります。
ー熱貫流率とはー
壁や窓などの各部位で、両側の気温が異なるときに、暖かい側から冷たい側に向けて、熱が壁や窓などを通過します。
ガラスの内外の温度差が1度あったときに、1時間あたり、ガラス1㎡ を通過する熱量をワットで表したものが『熱貫流率(U値)』で、数値が小さいほど断熱性に優れていることを表します。
単位は、「W/㎡・K」で、「ワット・パー・ヘイベイ・ケルビン」と読みます
-AGCのホームページより引用-
ガラスの種類について
ガラスやサッシを扱う人がよく使う言葉に「単板ガラス」と「ペアガラス」があります。
単板(たんぱんorたんばん)ガラスの窓:
ガラスが一枚のみで構成された窓のこと。
一枚ガラスの窓と言い直す事も。
住宅の窓に使われるガラスの厚さは、一般的に3mm透明、4mm型、5mm透明、6.8mm網入りetc.がある。
ペアガラスの窓:
複層(ふくそう)ガラスとも言う。
ガラスが2枚使われている窓。
「2重サッシ」または「2重窓」と混同される事が多いですが、「2重サッシ」は窓が2重になっている開口部の事です。窓に内窓を付けるとそこは2重サッシになっているという事です。
内窓に対して既設の窓を「外窓」と言います。
Low-E複層ガラスとは片方のガラスの表面に金属膜がコーティングされたガラスで、断熱性能が高い商品です。
最近ではさらにガラスが3枚で構成された「トリプルガラス」の窓もだいぶ普及してきていますね。
さらにさらに、トリプルガラスで両面にLow-Eガラスを使用した「ダブルLow-E三層複層ガラス」なる物も登場しています。が...!
ただし、既設の外窓がLow-E複層ガラスの場合、内窓にLow-E複層ガラスを使用すると「熱割れ」のリスクが高まることから、メーカーではLow-E複層ガラスにLow-E複層ガラスの内窓を使用する事は非推奨としているようです。
内窓「インプラス」を取り付ける場合、単板ガラスの熱貫流率は6.0、複層ガラスにしても熱貫流率は2.9と高めで、今回の先進的窓リノベ事業ではAグレードにも当てはまりません。
先進的窓リノベで補助金を受け取ろうとするなら、最低でもLow-E複層ガラスを使用する必要があります。
しかし、複層ガラスの内窓だと、重さは単板ガラスの2倍。結構重くなります。
開け閉めに力が必要になるのがちょっと・・・とか、いわき市なら暖かいから単板ガラスでも充分!とも思います😅
単板ガラスの内窓や窓の交換でも、補助額は小さくなりますが「こどもエコすまい支援事業」で補助金が受け取れますので、ご自身にあった断熱リフォームをご検討ください😊
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