じっくり紐解く★2024省エネキャンペーンについて★

ついに２０２４年省エネキャンペーンの情報が明らかになってきました。
２０２３年１２月２７日の本日、ホームページが開設されました。
https://jutaku-shoene2024.mlit.go.jp/

こちらでは、２０２４省エネキャンペーンについて、少しずつ案内いたします。
皆さまにわかりやすいページになるように心がけます。

２０２３年度の「先進的窓リノベ事業」は予算消化できなかったですね。
２０２４年度はがんばって脱炭素活動しないと、再来年度は減らされたりするのかな？と思ったり。
予算は1000億から1350億と増額されているので、環境省の気合を感じます。
２０５０年にめざすカーボンニュートラルの実現。
後２７年後、長いようで短いのかもしれません。

一番気になる補助金の金額のおはなしから・・・
弊社の２０２３年度のキャンペーンで一番販売した商品は、
「インプラス」のＳグレード仕様でした。
この商品のサイズ中で補助金額を比べてみます。

２０２３年度　５７,０００円
２０２４年度　４６,０００円

さすがの設定、うなります。
補助金は５００００円以上でないと申請ができないので２ヶ所以上の窓の工事が必要となります。
内窓の補助金額はウワサどおり、窓のグレード(熱還流率)が下がるごとに、
下げ幅が大きくなっています。
Ｓグレードで２割Ａグレードで2.5割下がっています。

弊社はサッシ屋なので「先進的窓リノベ事業」の話が中心となりますが・・・
玄関ドアも、２０２３年度は「子どもエコすまい支援事業」との合わせ技で申請していましたが、
「先進的窓リノベ事業」でも新たに追加されました。

追記
玄関ドアのリフォームもとても多いですね。
玄関は結構日当たりが良い場所に設置されてるので、劣化が目立ちやすいです。
また、最近は電子錠の需要も高まっています。
電子錠のついては、弊社でも希望される方が多いです。
ＬＩＸＩＬでは「ファミロック」という電子錠がありますよ★
施工事例がございますのでよかったらどうぞ↓↓
https://www.pattolixil-madohonpo.jp/shop/fukuoka/mh000259/photo/25006

玄関ドアも「カバー工法」という壁を壊さずにリフォームできる
「リシェント」という商品があります。
「先進的窓リノベ事業」の対象となる玄関ドアは、高断熱仕様です。
ざっくり申し上げいると、寒冷地、極寒冷地仕様です。
温暖な九州ではあまりなじみがないですので、
いやいや国策の住宅断熱の目的をかんがえると九州であろうと
すすめなければとおもいますが、
居室なら何時間もいますが、玄関に何時間もいるかな？と考えると、
追加金額と補助金の額がつりあわない・・・だめだめ。
意識をかえていかないといけないところなのですが、
家の中の温度差が小さいことが大切なんですよね。
以前施工事例の内窓のページに家の中の温度差について案内しました。
よかったら読んでくださいませ。
https://www.pattolixil-madohonpo.jp/shop/fukuoka/mh000259/photo/21812

このブログ、イベントキャンペーンのページで
カーボンニュートラルがなんちゃらとか、地球環境がなんちゃらとか
もっともらしく書きましたが、誰のためにリフォームするかと考えると、
自分の家を快適な環境にするためにリフォームしますよね。
特に玄関は寒さを感じるところ、
季節は春に向かっていますが、家の中の温度差を小さくし健康に暮らせるよう
高断熱玄関ドアの良さをお伝えできたらと思います。
もちろん去年までと同様「子育てエコホーム支援事業」(子どもエコすまい支援事業の２４年度版)
合わせ技作戦でもいいかなと思います。
あと「子育て」と入っていると、子育てしている人しか申請できないの？と
問い合わせありますが、そんなことはありません。
だれでも申請できますのでご安心ください。


ちなみに「先進的窓リノベ事業」の場合、
高断熱玄関(寒冷地仕様)、一般的なサイズＷ９００×Ｈ２１００の片開きドア、採光ありタイプだと
Ａグレード　１．８㎡で８７，０００円の補助金が出ます。
同じ大きさの玄関ドアで一般的に九州で使うＫ４タイプだと、
「先進的窓リノベ事業」では対象外、
「子育てエコホーム支援事業」の省エネ基準３７，０００円の補助金の対象になります。
ただし、補助の申請は５０，０００円からなので、他の開口部断熱リフォームが必要です。
とってもややこしいので詳しくはお問い合わせ下さいませ。


2024/2/17追記
2024/3/1修正