ウッドデッキを人工木で取り付けるメリットや長持ちさせる方法を紹介

今回は、三協アルミの「人工木デッキ ヴィラウッド」の施工事例です。

第17回のキッズデザイン賞を受賞しており、「子どもたちを産み育てやすいデザイン」として認められています。

構造は、人工木幕板・アルミ幕板・キャップ仕様の3種類から選択することができます。

カラーは合計で9色です。

構造とカラーをご自身で選択できるため、デザインのバリエーションが豊かです。

参考：https://alumi.st-grp.co.jp/products/deck/deck/villawood/

施工事例ではありませんが、LIXILからも「樹ら楽ステージ」などの人工木ウッドデッキがいくつか展開されています。



今回は、そんなウッドデッキの人工木と天然木による違いからわかるメリットやデメリット、長持ちさせる方法や寿命のサインを紹介していきます。

ぜひ最後までご覧ください。

ウッドデッキを人工木で取り付けるメリットとデメリットを紹介

画像：LIXIL

人工木ウッドデッキの大きなメリットは以下の2つです

①耐久性に優れている

②メンテナンス方法が簡単

①耐久性に優れている

人工木ウッドデッキの最大のメリットは耐久性に優れているという点です。

腐食やシロアリの被害を受けにくいため、天然木よりも経年劣化の進行が遅いです。

天然木と比べると大きな変色もなく、湿気による変形が起こりにくいため見た目もきれいに保ちやすいです。

②メンテナンス方法が簡単

天然木は定期的な防腐処理・防虫処理・防水処理が必要になりますが、人工木にはその必要がありません。

また、薬剤を使用する必要がないためお子様がいるご家庭も安心です。

日々のメンテナンスは埃や泥を掃除することくらいです。

また、リクシルの製品によっては表面に傷がついてもサンドペーパーで簡単に補修できるため安心です。

しかし、そんな人工木ウッドデッキにもデメリットがあります。

それは、「夏場にウッドデッキが熱くなりやすい」ということです。

とても暑い夏場に、小さなお子様が家の中からそのまま裸足でウッドデッキへ行ってしまうと火傷の危険性がありますが、リクシルでは比較的熱くなりにくいように工夫された人工木ウッドデッキがあります。

以下のサイトより「なぜ熱くなりにくいのか？」をご覧いただけますのでぜひご覧ください↓

https://www.lixil.co.jp/lineup/gardenspace/kirarastage/feature/floor/#anchor01

しかし、木のぬくもりを感じたいという方には天然木のウッドデッキがおすすめです。

メンテナンスは少し大変ですが、その分本物の木のぬくもりを味わうことができます。

ウッドデッキを長持ちさせる方法

画像：LIXIL

人工木ウッドデッキはメンテナンスが簡単ではありますが、半永久的に使用できるという訳ではありません。

ウッドデッキを長持ちさせる方法は天然木と人工木により異なります。

・天然木

天然木の劣化の原因は主に水分です。

そのため、日当りの良い場所に取り付けることをおすすめします。

また、防水処理・防虫処理のメンテナンスも必要です。

・人工木

人工木は汚れが劣化の原因になりやすいです。

そのため、小まめに水拭きを行い、頑固な汚れにはデッキブラシやたわしを使ってこするなど、ウッドデッキを清潔に保つことが長持ちさせる方法です。

ウッドデッキの寿命のサイン

画像：LIXIL

ウッドデッキの寿命のサインは、天然木と人工木により異なりますので、それぞれ紹介していきます。

・天然木

天然木の寿命のサインは主に「腐ること」です。

木材に菌が繁殖することで腐ってしまいます。

天然木は、ウッドデッキに乗った際に床が沈むような感じがしたら寿命のサインです。

・人工木

人工木は天然木のように腐ることはありませんが、長い期間に渡り紫外線を浴び続けることで劣化が進みます。

原料に使われているプラスチックが劣化し、割れてしまう危険性もあります。
割れてきている人工木は寿命のサインです。

寿命のサインを見逃しながら使用し続けると、思わぬ事故に繋がる危険性があります。

安全のために寿命のサインを見逃さず、メンテナンスを怠らないようにしましょう。

参考：https://www.lixil.co.jp/reform/patto/reformcolumn/knowledge/deck.htm

「ウッドデッキに興味がある」「今使っているウッドデッキが寿命かも…」

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