お役立ちコラムすだれやカーテンで
部屋が暗い
古来から日本では、すだれやよしず、ひさしなどを活用して効果的に熱を遮ってきました。またゴーヤなどの植物でグリーンカーテンを育てて自然の日陰を作ったりと様々な工夫がなされています。これらは、日よけ対策としてはとても効果的な一方、部屋が暗くなってしまい、昼間から電気をつけなくてはいけなかったり、現代ではすだれなどがデザイン的に住まいに合わなかったり、植物を育てる手間がかかったりと、うまくいかないこともあるようです。 オーニングやシェードなら、現代風に洗練されたデザインで、住まいにぴったりの遮熱対策が可能です。効果的に日よけを作ることで、冷房効率がアップして、省エネ&節電にもつながりますのでおすすめです。オーニングやシェードなどの室外の遮熱対策は、建物の立地やスペース、方角により設置できる場所も変わりますので、それぞれの住まいにあった対策をしましょう。
日よけは、室外につけて熱を遮るのがポイント
まず、夏の強い日差しや西日は、室内に入ってくる前にしっかり室外で遮ることがポイント。カーテンを閉めることでももちろん効果はありますが、室外に日かげを作って部屋の中に熱が入ってこないようにした方が、より熱を遮ることができるのです。 特に断熱性が低い住まいは、暑い熱が窓から入り込みやすく、また昼間の熱を壁や床が吸収してしまい、夜になっても熱を出し続けてしまいます。そのため、壁や床にも熱が伝わらないようにすることがとても大切です。
3分でわかる簡単説明動画
※1 一般複層ガラスの窓にスタイルシェードを使用した場合です。関連JISなどに基づき計測および算出した値であり、保証値ではありません。
※2「 窓の省エネ効果算定ガイドライン」のモデルにてシュミレーション ■熱負荷計算プログラム「AE-Sim/Heat」にて算出 ■2階建て/延べ床面積:120.08m2、開口率26.8% ■4人家族 ■エアコン ■冷房27℃・60%(就寝時28℃・60%) ■冷房運転:間欠運転 ■拡張アメダス気象データ2000年版の東京を使用 ■住宅断熱仕様:平成25年省エネ基準適合レベル ■窓:サーモスL一般複層ガラス ■室温計測居室:寝室 ■室温計測日:8月10日
※3 夏季における室内側表面温度の比較 ■ 温度条件:室内25℃、室外30℃ ■日射条件:東京 真夏 晴天の西日 ■使用ソフト:STREAM V9
エアコンの室外機にも
日よけをプラス
エアコンの室外機が日の当たるところにあると、室外機が熱をもってしまい効率が悪くなってしまいます。そのため、光熱費が余計にかかっているかもしれません。そんな時は室外機にも日よけをプラスしてみましょう。ただし、室外機は室内の熱を外に出すためのものなので、完全に覆ったりせずに吹き出し口の周りは風通しのよい状態にしておかないと逆効果なので注意しましょう。
日よけを室外に取付けるのが無理な場合は?
建物の形や様々な事情により、室外に日よけをつけられないことも…。そんな時は、室内でより効果の出る遮熱対策をしましょう。カーテンの種類や、窓のガラスを変えることでも、効果的な対策ができるのです。
窓に「遮熱タイプ」のガラスの内窓をつければ、強い日差しや紫外線を大幅カット
遮熱高断熱複層ガラスを使うと、 室内側ガラスにした特殊金属幕により、夏の強い日差しを約60%カットし、冷房効果を高めることができます。室内の明るさはそのままに、窓から入る熱をカットし、紫外線も大幅に遮断するので健康を守るのはもちろん、家具やインテリアの色あせも防いで一石二鳥です。
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リフォームシャッター採風・採光タイプなら、日差しを遮りながら採光もできます
リフォームシャッター採風・採光タイプなら、採風・採光性を高めるフラップスラットを調整することで、直射日光を遮りながら明るさを保つことができます。蒸し暑い夜はフラップスラットを開けば、シャッターを閉めたまま外の風を採り込めて快適です。
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断熱性に優れるハニカム構造の生地で、夏も冬もお部屋を快適に
ハニカムタイプのスクリーンは、ハニカム (蜂の巣)構造のスクリーン自体の空気層が窓と室内の間に空気の層を作り出し、保温性を発揮。暖冷房の効率を高め、夏は外からの暑い日差しを遮り、冬は暖房によって暖められた室内の空気を、外に逃がさないようにすることができるのでおすすめです。
レースカーテンには光を採り入れながら、暑さを軽減する機能があるものも
レースカーテンには、優れた遮熱性で、光を通しながら夏の暑さはしっかりカットしてくれる「遮熱ランク」の高い生地のものがあります。また、光沢のある糸を編み込むことで、外から室内を見えにくくする「ミラーレース」タイプもあるので、防犯面で心配な場合は「ミラーレース」タイプがおすすめです。
まとめ
効果的な日よけをしながら、部屋が暗くならないようにするには、室外でシェードやオーニングなどで日差しを遮ることがポイントです。夏は日差しを遮り、冬はたたんであたたかな日差しを取り込むこともできます。室内側で日差しを遮る場合は、遮熱タイプの内窓や遮熱効果の高いカーテンやスクリーンを選ぶようにしましょう。
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